岸田総理いつやめる?支持率と不出馬の訳は?

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8月14日、岸田首相は総裁選に出馬しないと表明しました。

岸田内閣の支持率は2021年10月の発足当初、40~50%台の水準を維持していました。

岸田首相はなぜ辞意表明したか

テレ朝日の政治部 澤井尚子記者報告を引用

「自民党をつなぐために自身は身を引く」とサバサバした様子だった・・・

13日夜、岸田総理は政務の総理秘書官やごく側近だけを集めていて、その場で決断したとみられます。  政府高官も、岸田総理から電話があったのは14日10時ごろだといいます。・・・

支持率が低迷するなか、岸田おろしが起きる前に先手を打ったとも言えそうです。

また、フジテレビ・政治部の松山俊行部長の記事より

  • 外交日程に一つの区切りがついたこと
    (モンゴルの首相との電話会談が行われたことで区切りがついた)
  • 自らが身を引くことで、今後の総裁選を戦うにあたり透明性や自由闊達な議論が可能になる
  • 政治とカネの問題で責任をとるために自らが身を引く  

首相官邸に入る岸田文雄首相=2024年7月9日午前9時49分、平田明浩撮影
首相官邸に入る岸田文雄首相=2024年7月9日午前9時49分、平田明浩撮影

岸田首相の支持率について

毎日新聞の2024年6月の全国世論調査では党派閥の裏金事件への対応が大きく響き、
岸田内閣の支持率は20%を割っていました。

不支持率は4月の時点で75%に達していた。

政党支持率は自民18%で支持政党はないは32%。

9月に予定されている自民党総裁選で岸田総理の再選を望むか、交代を望むかを聞いたところ、再選し、続投を望む声はわずか17%、交代を望む声は70%にのぼった。これを自民党支持層に限って見てみると、6割近くが交代を望んでいる。支持率が”裏金前”に戻ったとはいえ、多くの国民が岸田総理の再選を望んでいないことがわかる。

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岸田首相へのいつやめる?への質問と回答

れいわ新選組の山本太郎代表とのやり取りが有名です。

山本太郎代表「いつ辞めるのか」岸田首相「考えていない」 山本氏は早期解散促す

2024年3月5日 火曜 午後4:08 フジテレビ政治部の記事より

れいわ新選組の山本太郎代表は、5日の参院予算委員会での質疑の冒頭、岸田首相に「いつ辞めるんですか」と質問した。

岸田首相は「今は私の職責を果たすために全力で取り組んでいる。この先のスケジュールについては何も考えていない」と述べた

山本氏がさらに「裏金問題で国民に信を問う解散が必要なのではないか。いつ解散しますか」と尋ねると、岸田首相は「政治資金をめぐって国民の皆さんに大きな不信の思いを抱かせてしまった、政治の信頼を失った、このことを深刻に受け止めている。お詫びするとともに信頼回復に向けて先頭に立って取り組んでいく。それ以外のことは今考えていない」と強調した。

・・・早期の解散総選挙を促したが、岸田首相は予算案の早期成立に力を尽くすとして、早期解散を否定した。

2024年3月の時点では、まだ「辞める、解散する」は表向きには考えていないと述べられていました。

ですが、今になってみると、やはり続けることは無理なように感じていたのでしょうか。

何となく、岸田首相と国民とは感じていることが離れているように感じることも多くあり、不支持に繋がっているのかも知れません。

国民として緊急性のある政策はなんといっても一番は「物価高対策」ですね。

「憲法改正」は最優先的ではありませんでした。

【8月のJNN世論調査】

今回の世論調査で「次の総理にもっとも重点的に取り組んで欲しい政策」をひとつだけ聞いたところ、1位は「物価高対策」で20.9%だった。

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岸田首相は首相になった動機は何だったのか

首相を目指した理由「日本で一番権限大きい」 岸田首相

これは、2023年3月11日に福島県相馬市の子育て支援室を視察し

島原で子どもたちとの対話での記事(コメント)です。

福島県相馬市の子育て支援施設を視察し、子どもらと紙芝居を見る岸田首相(右手前から4人目)(11日午前)=代表撮影

子どもから首相になりたかった理由を尋ねられ

「こうなってほしいと思うことを先頭に立って実現する仕事をしたいと思った。

日本で一番権限が大きい人なので首相を目指した」と答えた。

実現するには力をつけなければいけない」とも強調した。

岸田首相はなぜ、首相になれたのか

西村 健さんの記事より (2021.10.05 06:50) 

自民党HPより

久々の「日本型」リーダー。

岸田文雄さんが自民党総裁に選出された。カリスマ性に欠けるが、チーム日本のリーダーにふさわしい。目先の支持率や短期的な利益にとらわれない、長期政権を築き、方向を変えてもらえる可能性が高まったと感じている。

ほぼほぼ昭和中期以降のリーダーから最近のリーダーにあった、

  • 勇ましいことは言うが、説得力のある説明がない
  • 厳しい質問を避ける・逃げる
  • 嘘をついたまましらをきりとおす
  • 自分にとって嫌なことに対して感情的になる
  • 誠実な回答をせず、答弁がかみあわない
  • ヤジを飛ばす
  • 事前に質問を受けて、その模範回答を読むだけ、突発的な質問に意味不明な回答をする
  • 官邸官僚の総理の「分身」が強権的に主導する
  • 各省庁幹部に人事権を盾に強権的に命令する
  • 世論をあおる、政権維持がために腐心する

ということはおそらくなくなるだろう。

仲間を大事にする「人格者」総理の登場だと思っている。

新しい首相の登場として期待もされていた首相であったこともうかがえます。

「岸田降ろし」はなぜ起きなかったのか? 

2023年11月30日11時00分時事通信解説委員 山田惠資 記事より

現時点で自民党内では、こうした動きが「岸田降ろし」につながる兆候はない

第1は当面、全国規模の国政選挙がないこと。国政選挙を直近に控えている場合、与野党を問わず、党首は選挙の「顔」としてアピール度が問われることになるのだが、衆院の任期満了は2025年10月30日で、ほぼ2年先だ。

第2は有力な「ポスト岸田」が存在しないことだ。11月11、12両日に産経新聞・フジテレビ(FNN)が実施した世論調査によると、「次の首相にふさわしい人」としては石破茂元幹事長がトップで15.2%。次いで河野太郎デジタル担当相11.6%、小泉進次郎氏9.7%、菅義偉氏8.8%。高市早苗氏6.2%─と続き、前回総裁選の河野陣営が上位4人を占めた。

 

 

まとめ

どちらかというとまああ、長く続いたと評価される首相になりますでしょか。

岸田首相の取り組みは、2023年8月8日自由民主党より

  • 少子化対策(こども・子育て支援加速化プラン)
  • 防衛力強化
  • エンルギー対策
  • 物価高対策
  • 新上げ支援
  • 78か国・地域の首脳会談など「時代リアリズム外交」
  • 新型コロナ対策
  • インバウンド
  • 新しい資本主義の実現
  • デジタル田園都市構想の実現

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